田中 淳
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皆既月食  

2011.12.10     皆既月食

日本中で観察出来るのは2000年の夏以来と言う皆既月食。なんとか写真にと駐車場まで出て見ると、同じマンションの人が大きな反射望遠鏡と日周運動を自動でキャンセルするコンピューター制御の三脚にカメラ二台を設置して、既に完全防寒の出立ちでスタンバイ。一際明るい満月が欠け始めたのは10時少し前。「凄い装備ですね!」と感心しながら、隣で写し始めたのだけれど、ピントが合っているのかいないのか全然判らない。ライブビューで見ても今ひとつ・・。おまけに想像以上の早さで東から西へ流れて行く月と、極端に変わる輝度。感度や露出をあれこれいじっている内、あっという間に皆既直前に・・。
機材や技術不足も勿論だけど、このにわか天文ファンは、さぞかしお調子者に見えてしまった事だろう・・。なんだか写しているのが申し訳ない様な気分に成りながら、それでもカシャリ。
天頂ばかり見続けて、何だか腕が痺れて来た。

 着膨れし吾が影伸びて赤い月

     
野うさぎの走り  

2011.11.29     米焼酎

50代最後の誕生日。来年で暦が元に還ると言う事は、この一年が人生のワンクールの締めくくりと言う事に成るのだろうか・・・。なんか、名実共にジイサンの仲間入りに成る様で、来年の誕生日はあまり来て欲しくないけれど、とにかく、この一年を大事にしなければ・・そんな想いが強くなる。
日頃は芋焼酎が好きで、ほぼ毎日の様に芋の香りを楽しんでいる。飲み方は熱燗。なぜだか、一般的なお湯割というのは、あまり美味しくない様に思う。25度の焼酎なら、同量より少し控え目に水で割って、15度程度に成ったものを熱燗にする。時間がある時は、銚釐(ちろり-関西ではタンポって言ってたけど)に入れて湯煎で熱燗に。するとお湯で割ったものとは別物の風味に変わってくれる。銚釐は気分的には銅製に錫(スズ)引きが良いけれど、アルミやステンレス製でも十分。時間がない時は、徳利のまんま「チン」でも良い。電磁波が適度に分子をかくはんしてくれるのか、結構まろやかな仕上がりに・・・。
今日は誕生日と言う事で、日頃親しくしている方から頂いた米焼酎。アルコール度数は42度。説明書によれば、「草むらから森の中に駆け抜けて行く野生のうさぎのようにピュアでクリアな酔い心地」とのこと。お勧めの飲み方に書かれた通り、クラッシュアイスのオンザロックで最初の一杯を・・で、その前にカシャリ。
キンキンの冷たさでこのコクと風味。恐るべし「野うさぎの走り」!! 明日は熱燗にしてみるかな・・・。

 またごくり不思議の国へ暮れの秋

     
温州蜜柑  

2011.11.22      温州蜜柑

みかんと言えば、紀州は有田、九州だと河内、四国では愛媛あたりが有名どころだろうか。そうそう、静岡も忘れちゃいけないな。手で剥いて簡単に口に放り込む・・・、日本の冬の茶の間には無くては成らない果物だ。いろいろな品種が有る様だが、この時期に収穫されるのは概ね早生品種とのこと。早生とは言っても、今や年末の需要から見れば、むしろメインの収穫期になっている様だ。旧暦の頃は普通品種のミカンで正月需要に間に合っていたのだが、新暦になってからは、収穫を前倒しせざるを得ないというところだろう。
籠に盛られたミカンを選ぶ時、触った時に柔らかいものを選ぶ・・というのが一般的で、皮が硬く張りのあるものは、経験的に避ける人が多い様に思う。加えてぼくの場合は、表面が乾燥していて、中の房の形が判る程、果皮が薄いものを出来るだけ選ぶ。 市場では扁平でツヤのあるものが良いみかんらしいけど・・・。
毎年の様に徳島から送って貰うみかんは、勝浦町山間の生産者で運営する販売店で売られているものだ。今年届いたものは、小振りで果皮がザラザラに傷ついていて、街中の店頭には並ばないものらしい。しかし、剥き辛いほどの薄い皮を丁寧に剥くと、指先から広がる甘い香り、柔らかい房と味の濃さは、どんなブランドみかんより美味いと思うのだが・・・。
剥きかけの薄い皮の断面をカシャリ。
「ほれにふぃても、あふぁ〜い。」

 まるまるを一気頬張る蜜柑かな

     
小岩井牧場 サイロ  

2011.11.3     小岩井牧場

岩手雫石にある小岩井牧場を前回訪れたのは、今から10年以上も前の2000年の夏。その年の春に亡くしたハスキー犬ウラルの納骨に盛岡を訪れた時、立ち寄ったのが最後になっていた。ウラルは盛岡生まれで、母犬の眠る同じ墓に埋葬してもらう事ができたのだ。小岩井牧場はその時が二度目の訪問だったが、始めて覗いた牛舎で、その大きさに腰を抜かす程驚いたのがホルスタイン種牛だった。しかし、残念ながらカメラを持参しておらず、その驚きを持ち帰る事ができなかった。今回は何としても持ち帰りたいと広角のレンズを携えて、勢い込んで乗り込んだのだが・・・。なんとなんと、牛舎は立ち入り禁止。またしても、あの巨大な種牛をカメラに収める事は叶わなかった。当時は、口蹄疫等の伝染病は問題になっておらず、本当に近くまで寄って、触る様にその頭蓋の大きさを体感できたのだが・・・。今日は立入り禁止の看板より、牛舎に近付くことはできなかった。 ただ、入場を許されるエリアを散策するうち、以前歩いた時の記憶を懐かしく辿る事はできた。
幾つも建つサイロの中、かなりの年代物だけれどあちこち修理され、現在でも使用されている気配のサイロと秋の空をせっかくの広角でカシャリ。
昨今は、牧草を2〜3m程の大きさのロールに巻いてラップした保管方法に変わって来ているらしいが、いつまでも残して欲しい景観の一つだ。
それにしても、もう一度あの種牛に会いたかったなぁ・・・。

 天高しサイロの屋根に雲一つ

     
庭園美術館 香水塔  

2011.10.21     東京都庭園美術館

港区白金台にある東京都庭園美術館は、昭和初期に朝香宮邸として建てられた洋館で、戦後直ぐに吉田茂の公邸になった事で良く知られる様になった。来月から改修工事の為に3年もの間休館になると聞いて、時折ぱらつく小雨の中、駆け込む様に訪れた。
戦前の宮内省管轄で建築されたとのことだが、内外装ともアール・デコ様式でまとめられ、お役所仕事とは思えない緻密な建築物に仕上がっている。タイルやガラスの模様、窓の取手や通風口の蓋に至るまで、きめ細かなデザインで構成されていて、アール・デコ様式成熟期の完成度と、当時の皇族の隆盛を同時に感じ取る事が出来る。日仏合作とのことで、フランスから招聘されたインテリアデザイナーのアンリ・ラパンや彫刻家のレオン・ブランショ、ガラス工芸家のルネ・ラリックなどが紹介されていた。
玄関を入って直ぐの間に置かれた大きな花瓶の様な器。アンリ・ラパンの作品で、元々は噴水塔だったらしいのだが、中にランプが仕込まれ、その熱で水に浮かべたエッセンシャルオイルから建物中に香りが立ちこめる仕掛けだとか。来賓へのサプライズとしてみても、ちょっと大げさ過ぎる様な気もするが・・・でも、アール・デコのオブジェとしては素晴らしい・・・などと偉そうに思いながら、隣室の扉越しにカシャリ。
深さ1m程の白いカップは上から下までの大きな割れが修理されており、戦後辿ったであろう波瀾万丈を想像せずにはいられなかった。

 華しのぶ香水塔や秋の雨

     
ブラムリーアップル  

2011.9.22     ブラムリーアップル

台風の通過と共に一気に秋めいた空気に包まれた。湿度も20%台と清々しいを通り越して肌寒いくらい。朝晩はちょっとまともな布団をかけていないと風邪を引いてしまいそうだ。ついこの前の敬老の日はエアコンのお世話になっていたのに・・・。極端と言えば極端。ただ、睡眠を一年で一番心地よく感じるのはこの季節かもしれないな・・・。
先週末、今年も小布施からブラムリーが届いた。早々にプリザーブを大量に作って冷蔵庫に。トーストに塗ったり、ヨーグルトのトッピングにとあれこれ重宝する。小麦粉から生地を作ると大変だけど、冷凍のパイ生地を使うとアップルパイにするのも簡単だ。とにもかくにも、採れたてのパンチの効いた酸味を大いに楽しませて貰った。
まだまだ残りのリンゴは10個以上。さてどんな風に料理しようかな・・・。パイにするのも良いけれど、シャーベットかジェラートもいいなぁ。ラム酒やプランデーに浸けて焼きリンゴなんていうのも試してみたい・・・。
夕方、ちょっと窮屈そうな籠の中のブラムリーをカシャリ。
明日はもう秋分の日・・・ほんと、暑さ寒さも彼岸までだなぁ・・・。

 青林檎暑き陽射しの恋しけれ

     
ブラックベリー  

2011.7.28     ブラックベリー

少し前なら、ブラックベリーと聞けば直ぐにニューヨークを闊歩するビジネスマンの必携アイテムだったスマートフォン・・・をイメージしただろうと思う。2003〜2004年頃、初期のモデルは黒い小豆の様なキーボードがぎっしりと並んでいて、ブラックベリーの様に見えたから、きっとそういうネーミングにしたんだろう・・・なんて勝手に思っていた。近年はタッチパネルが主流になって初期のデザインは大分消えつつあるけれど、まだまだつぶつぶフルキーボードのニーズは廃れていない様だ。ただ、ぼくの方はと言えば、最近ではそういう IT よりの発想はすっかり無くなって、ブラックベリーと聞けば、素直にピーターラビットに出て来る黒苺を、真っ先にイメージ出来る様になっている。
一枝の先に十数個の淡いピンクの花が咲いた後、最初は紅い実をつける。そして、徐々に熟れて大きくなるに連れ、オニキスの様な深みのある黒に変わって行く。オニキスは腕時計のリュウズに付ける飾り石(カボション)にも使われる黒メノウのことだけど、それに似た本当に石の様な質感だ。潰さない様に、そっとつまんで無理なく落ちるものから収穫しても、手で持ち続けていると潰してしまって紅い汁が痛々しい。出来るだけ重ねない様に、そっと皿に並べた漆黒の宝石をカシャリ。
今期3回目の収穫もやはり20個程度。後2回は収穫出来そうだ。

 木苺の黒き粒より摘みにけり

     
大谷焼 睡蓮鉢  

2011.6.15     睡蓮鉢

鳴門市大麻町大谷には、大谷焼で知られた大型の陶器を製造する窯元が点在している。元々は江戸末期に九州から伝えられた染付磁器を焼いていたらしいのだが、時代の変り目で廃窯となっていたところ、藍商人のプロデュースで藍染用の大きな瓶の製造に転業されたとのこと。以後、藍染が徳島県の一大産業として発展する中、藍甕(あいがめ)の需要と共に大谷焼も堅持されて来た様だ。現在でも寝轆轤(ねろくろ)と呼ばれる独特の轆轤を使って、人がすっぽりと入れる程の大きな藍甕や、酢や酒を仕込む壺、庭先に睡蓮を浮かべて楽しむ睡蓮鉢等、大型の陶器を中心に作られている。
我が家のベランダに置いてある古ぼけた睡蓮鉢も大谷焼で、実家の庭隅に打ち捨てられていたものを持ち帰ったものだ。しかし、何度挑戦しても、睡蓮を育てることは出来ないでいる。原因は日当りの不足だと思われるのだが、こればかりはなかなか手立てを思いつかない。睡蓮の花は午前中に開き、陽の上がる午後には萎んでしまう。花保ちは3〜4日というところだろうか。シャープな輪郭に、なんとも心惹かれる花である。
早朝、梅雨の真っ直中で降ったり止んだりの天候の中、徳島の実家の玄関先に並べられた大谷焼の睡蓮鉢に、蕾から始めて開いた薄桃色の花を見つけてカシャリ。
その向こうには黄色の花もスタンバイ。今年も色とりどりの睡蓮が花を咲かせそうだ。

 花浮くや睡蓮鉢の空白き

     
葱坊主  

2011.5.14     葱の花

ぼくの会社人生はけっして自慢できる結果には終わらなかったし、やって来た実績も残念ながら評価されたものは少なかった。なぜそうだったのかというのは、なかなか難しいが、あえて一言で言うとすれば、会社に理想を押し付けようとし過ぎた・・・と言う事だろうか。理想とは言ってもぼく個人のエゴという事ではなかったが、自分の描いた会社の向かうべき方向を、信じるあまり決めつけてしまっていたのかもしれない。方向性は出せても収益に遠く、タイミングを逸した独り相撲をとっていた様なものだったと、振り返って思うのだが、時既に遅し・・・である。しかし、この性分は退職後の今でも同じで、「変わらないねぇ!」と事有る毎に言われ続けている。
そんなことで、自分のかつての経験を聞いてもらえる様な事態が起ころうとは努々思っていなかったが、昨夜はぼくの話しを聞きたいという若い人達とのユメの様な飲み会に参加させてもらった。例によって調子良く舞い上がり、ぐいぐいといつもの倍以上のお酒を飲み干して、少し喉がイガイガする程しゃべりまくり・・・。
で、今朝は少々二日酔い。 最近は本当にお酒が抜けるのに時間がかかる様になってしまった。眠気眼でベランダに出ると葱の花が風に揺れている。畑で見るものよりは随分と小振りな、かわいい葱の花をカシャリ。
新芽じゃないけど、やっぱり萌黄(萌葱)色なんだなぁ。

 宿酔のあくびを笑う葱坊主

     
top東京タワー  

2011.5.8     六本木ヒルズから東京タワー

FM放送J-WAVEのスタジオは、六本木ヒルズ森タワーの33階にあった。待合いロビーの窓からは、真正面に東京タワーがガツンと見える。この距離と高さから東京タワーを見るのは始めてだ。左に東京プリンス、右にザ・プリンスパークタワー東京を従えて美しいラインを見せている。3.11の地震でアンテナの先端が曲がってしまって、送信に不具合が出ていたそうだが、4月の末には勇敢な作業者が命綱一つで登って修理したと聞いていた。しかし、良く見ると先端の曲がりまでは完全に直っていない様だ。この方向から見て左側に曲がっているのがはっきりと判る。とりあえずの機能修復は行われたが、曲がりの修復まではお預けということだろうか。地震直後よりは曲がり具合が少なくなった様にも見えるのだが・・・この角度が一番曲がりの大きい角度ではないのかもしれないし・・・。まさかとは思うが、この7月に停波するアナログTVの送信アンテナということで、そのままという事なのか・・・。最後の役目を曲がったまま終えるというのはなんとも痛ましい。
ガラス越しだが、どうしても写したい衝動に負けて、修学旅行生のごとく窓際に駆け寄ってカシャリ。
来年にはスカイツリーに主役の座を奪われてしまうのだろうけど、クラシカルなたたずまいをいつまでもキープして欲しいものだ。
何だかジオラマの東京タワーみたいだな・・・。
モスラは何処に・・・?

 高窓に東京タワー霞たり

     
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2011.4.30     亀戸天神社 藤まつり

かつて第二精工舎の本社があった亀戸。今その場所は商業施設になっていて見る影も無いが、JR亀戸駅のホームに降り立つと、変わらぬ風景に通っていた日々を懐かしく思い出す。今日は、80年代から90年代前半の腕時計が一番元気だった頃を共に働いた人達との飲み会に、亀戸天神の藤まつり見物とセットで参加させて貰った。花は八分咲きと見頃にはやや早い感は有ったが、大勢の人で太鼓橋が渋滞するほど賑わっていた。それでも例年の半分くらいの人出だとか・・・。
藤の日本固有種としては、ノダフジとヤマフジの二種類が有るそうだ。亀戸天神に咲く藤はヤマフジとの事。花房の長さは40cmから50cm程度だろうか。藤はマメ科の植物で、一つの花をアップで見ると人の顔にも見える正しく豆の花。どんどん行ってしまうみんなと逸れない様に、なんとか薄紫の藤棚をカシャリ。
早くビールが飲みたいなぁ・・。

 一房に笑顔集むる藤の花

     
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2011.4.7    隅田公園 桜

大きな被害を出した震災からもうすぐ一ヶ月が経とうとしている。これが本当の津波なんだと言わんばかりに、防潮堤の遥か上を乗り越えて来る「海」の威力に、テレビを見ながら足がすくんだ。あれだけ津波の恐ろしさを伝承して来た三陸の人々を飲み込んで行った津波。先人の教訓を活かせなかった事に、悲しみよもり悔しさの方が先に立ってしまう。ましてや原発の安全基準がさざ波程度の津波しか想定していないというのは、なんとも情けない。建設コストと安全性。全ては経済効率のバランスで決められていると開き直るには、今回の福島原発はあまりにも犠牲が大きすぎた。冷却水の確保に海浜での運転はやむを得ないにしても、海抜30m以上に施設の設置を義務づける事ぐらいは出来たのではなかろうか。いや、50m超でも良いかもしれない。そうすれば、補助電源を波にさらわれる事も無かった筈だ。実際少しだけ海抜が高かった女川原発はぎりぎりで救われたのだから・・・。
今日は震災ニュースの合間に満開の隅田公園の桜の映像が流れた。なんとなく出かけるのがおっくうになっていた気分を振り払って、カメラを肩に出かけることに・・。震度6弱を軽々と耐え、一週間後の18日、最終到達点のムサシ(634m)になった東京スカイツリーをバックに、何事も無かった様に咲き誇る桜の枝をカシャリ。
何としても安定に原発を治め、くじけることなく日本の技術力を再構築してもらいたいな。

 今一度日本を見せよ櫻咲け

     
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2011.3.3     亀戸天神社 梅まつり

桃の節句というのに、男二人の飲み会を、亀戸にある昔なじみの居酒屋でやる事になった。せっかくだからと、少し早めに出かけて亀戸天神の梅まつりを覗いてみようと思ったのだが、ここ数日の寒戻りで空は低く垂れ込め、梅の花を愛でるには少々厳しい冷え込みだった。
3月1日、遂に600mを越え、補助ワイヤーを張らない自立した塔としては世界一となった東京スカイツリー。本日は604mとのことで、後30mで完成の高さという、いよいよ大詰め段階になってきた。 亀戸天神から業平橋までは直線でも1km以上は離れていると思うのだけれど、それにしても、これほど大きく見えるとは・・・。想像以上に、地域の景観には影響を与えている様だ。
見上げる梅林越しに存在感を示す世界一の塔をカシャリ。
藤の花が下がる頃には634mになって、やっぱり花よりも目立っているのかなぁ・・・。

 白梅を超えたる塔の高さかな

     
豌豆の花  

2011.2.18     豌豆の花

立春も過ぎ「暦の上ではもう春」という時節。太平洋側はこの頃に雪が降る事が多い様だが、昨夜からの雨は雪に変わるとこはなかった。ただ、台風並みの低気圧の通過で風がとても強かった。ベランダのパーゴラに絡んだスナップエンドウが、花を付け始めたところで、強い風に折れてしまうのではと心配したけれど、しなやかに耐え抜いて今朝は元気に白い花を揺らしている。
サヤごと食べられるという事で、重宝される品種だからか、スナックエンドウと表記される事も多い。でも、お役所的には、スナップエンドウで統一しているとの事。商品名の方が強くなってしまうのかも知れないが、野菜という人が作り出した植物の呼称は、地域性もあってなかなか特定しにくい様だ。普段「エンドウマメ」とよく声に出したり、文字に書いたりするけれど、エンドウマメを漢字で書くと「豌豆豆」となって豆がダブる。 もし、訓読みで「マルマメ」なんていう呼び名に成っていれば、空豆「ソラマメ」がそうである様に、エンドウ豆という表現が登場する事はなかったのではなかろうか。
秋蒔きの開花は四月頃とのことだが、房総半島の暖かさからか、ちょっと生き急いでる?・・と思わせる程、この一月二月を花を咲かせて乗り切ろうとする生命力には驚かされる。
時折思い出した様に吹き付ける強い風をもろともせず、上階へ届きそうな勢いで揺れる豌豆の花をたくましく思いながら、カシャリ。
やっぱり、もう春だなぁー。

 青空へ飛べや真白き花豌豆

     
cauliflower  

2011.1.16     千葉 初雪

大学入試センター試験の1月15日前後は雪が降る・・・というジンクスが、ここ何年も続いている様に思う。7,8年前の我が家でも長男を車に載せて大雪の中を試験会場まで走った事があった。今朝も早い時間から猛烈な雪で、相当に積りそうな勢い・・・。ところが、9時過ぎには雲が切れ、嘘の様に太陽が顔を出す程に。さぞかし受験生を抱える親御さん達も、ほっと胸を撫で下ろした事だろう。
最初の内、あまりに強く降っていたので、ベランダの避難出来るプランターは慌てて室内に入れたのだけれど、動かせないものはそのまま雪を冠る事になってしまった。悲しいかな、我が家のベランダ野菜達の多くは、取材や写真撮影の日程に合わせて、本来収穫されるべきタイミングでは殆ど収穫出来ない事が多い。ベランダ菜園での野菜育成をある程度仕事として請け負っている以上、仕方がない事かも知れないが、薹(トウ)が立って硬くなってしまった、野菜達を見る度に心が・・・いや腹が痛む。
今日の雪で、うっすらと雪を冠ったカリフラワー。一昨日に撮影も終わり、ようやくお役御免になったばかり。少々開き直り気味に成ってしまった頂花蕾が、早く嫁に出して欲しいと訴えている様だ。
飛び交う雪にレミオ・ロメンの「粉雪」を口ずさみながら、よく頑張ったなぁとカシャリ。
 ♪・・粉雪 ねぇ 心まで白く 染めたなら ああぁ
    二人の 孤独を包んで 空にか えすから

 初雪や薹を隠せと綿帽子

 
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